AD4991の異物検査の項目は5つ。
X線の原理やしくみを利用したAD4991シリーズには、5種類の異物検査方法があります。
検出したい異物の特徴に合わせて使用してください。
下の画面画像のように、X線検査機で撮像した画像では、異物をマーキングします。
検査方法
検査内容と機能
小異物
小さい異物を精度良く検出します。
大きさの目安
・AD4991-2510:φ4mm以下
・AD4991-2515:φ2mm以下
・AD4991-3550:φ2mm以下
中異物
大きさが中程度の異物を精度良く検出します。
大きさの目安
・AD4991-2510:φ8mm以下
・AD4991-2515:φ4mm以下
・AD4991-3550:φ4mm以下
大異物
大きい異物を精度良く検出します。
大きさの目安
・AD4991-2510:φ16mm以下
・AD4991-2515:φ8mm以下
・AD4991-3550:φ8mm以下
明度異物
X線画像の暗さが設定値以上のものを異物として検出します。
異物が大異物検査で検査できない大きさでも検査ができます。
線状異物
細い異物を精度良く検出します。
異物が大異物検査で検査できない長さでも検査ができます。
コントラスト調整機能による異物検査感度向上
AD4991シリーズにはコントラスト調整機能が標準搭載されています。
コントラストを強調することで異物をより鮮明にとらえることができます。
難しい設定ではなく直観的に操作でき、検査感度を見ながら微調整も可能です。
詳しくは動画をご覧ください。
これからX線検査機をお使いになるかたは
ぜひ、お読みください。
X線検査機 ハンドブック お申込みフォーム
すべてのX線検査機を検討されているユーザー様へ向けた内容です。
X線検査機とは?
一般にX線検査は、空港での手荷物検査や病院でのレントゲン撮影、材料内部を調べる非破壊検査などの用途で使われています。
検査に利用するX線の特徴
X線検査機は蛍光作用と透過作用を利用し、X線透過量を2次元画像化、異物混入の有無や被検査物の形状の良否などを検査します。
X線検査機の仕組み
装置内に搬送された被検査物にX線が照射され、X線画像が撮像されます。画像を解析し、各検査項目に対し良否判定します。
主な検査~異物検査編~
AD4991シリーズには、5種類の異物検査方法があります。検出したい異物の特徴に合わせて使用いただけます。
主な検査~形状検査編~
AD4991シリーズには、5種類の形状検査方法があります。検出したい異物の特徴に合わせて使用いただけます。
主な検査~員数検査編~
AD4991シリーズでは、被検査物の数量が設定値より過不足がないか検査することができます。
主な検査~重量推定編~
AD4991シリーズでは、X線画像の明るさから被検査物の重量を推定して、重量が設定値より過不足がないか検査することができます。
誤検出対策:マスク機能
AD4991シリーズには、異物検査での誤検出を予防するために指定したエリアを検査対象から除外するマスク機能があります。
AD4991シリーズの構成
A&DのX線検査機の構造を説明しています。被検査物によって、そのまま搬送できない場合のオプションも紹介いたします。
導入に必要な申請
X線検査機の導入には、所轄の労働基準監督署への届け出が必要です。その他、運用する際の定期点検などを説明いたします。
よくあるご質問
A&DのX線検査機の特徴やモデル選定方法、メンテナンスについて、はじめてご利用される方からいただくご質問をまとめました。
X線検査機ウェビナー動画
A&Dではウェビナー動画を公開中です。X線検査機による安心される検査の実現 ~5つの事例からアプリケーションをご紹介~
株式会社エー・アンド・デイ
Discover Precision
より正しく、より精密な計測を追求し、現状にとどまることなく
新たな技術・事業の創造に向けて前進することにより、
エー・アンド・デイグループは「本物」を追求し
お客様による価値の創造を支援してまいります。